仮想通貨イーサリアムとは

仮想通貨イーサリアム(ETH)はビットコイン(BTC)に並ぶ人気の仮想通貨

イーサリアムは数ある仮想通貨の1つで、2015年の5月に公開されて以来、ビットコインに並ぶ人気の通貨となっています。
通貨単位はETHで、2019年現在1ETHあたり1万3千円前後の価格で推移している状況です。
時価総額は約1兆4千億円にもなりますから、仮想通貨の上位3位以内に入るのも頷けます。
人気でいえばビットコインの次ぎに位置するので、それだけ知名度が高く広がりを見せていて、既に定着しているといえるでしょう。
人気の裏には信頼性がありますから、信用度が高く安心して選ばれていることが分かります。
イーサリアムが開発されたのは、既存のビットコインの問題に気がつき、新たなプラットフォームが必要と考えられたのが切っ掛けです。
基本的な仕組みはビットコインのブロックチェーンに基づきますが、ロシアのプログラマがイーサリアムの仕組みを作り、それをまとめて形にしています。

誕生以来イーサリアムは順調に成長していましたが、2016年の6月に盗難事件が発生しました。
金額は日本円にすると約80億円で、金額の大きさから世界的なニュースになったほどです。
その結果、ETHは短期間の内に価値が暴落してしまい、手放す人が続いたことで悪循環に陥りました。
そこでイーサリアムは、ソフトフォークの後にハードフォークをする形で、この問題に対処しています。
ソフトフォークはブロックチェーンの分岐のことで、更に大きくブロックチェーンを分けるハードフォークを実施しました。
ハードフォークの後は、これまでのイーサリアムがクラシックと呼ばれ、併存することに成功しました。
通貨単位はETCに変わり、知名度が残ったまま現在も流通しているわけです。

将来性はIoT分野での活用が見込まれているので、それなりに期待されているといえます。
一方で気になるリスクについては、開発や保守に関わる多くの技術者が新イーサリアムに移行したことから、今後も安泰とはいかないようです。
それでも、基本設計がしっかりとしているので、直ぐに使い物にならないということはないはずです。
流通は海外に限らず日本国内でも盛んですから、割と買いやすく手放すのも難しくないです。
今のところ、投資以外の実用性はそれなりですが、将来的にIoTの採用事例が増えれば、また違った形で価値が評価されるものと思われます。
ビットコインと何かと対比されるイーサリアムは、実は想定される用途からして異なります。
前者が決済目的に開発されているのに対し、後者のETHやETCはプラットフォームそのものです。
アプリケーション開発が容易ですから、プラットフォームを活用した新しい決済を実現することができます。
実際に、複数の企業が開発に関わっているほどなので、企業の注目度が高く様々な広がりを見せています。
ブロックの生成時間だけで比較すると、イーサリアムはビットコインよりも圧倒的に早く、約10分を要していたところ15秒ほどに短縮されました。

これを実現しているのはサーバーに一極集中しない分散で、サーバー任せの仮想通貨プラットフォームよりも、外部からの攻撃やトラブルに強いとされます。時間的なコスト削減は手数料の圧縮にも繋がり、ビットコインとの比較では半額になるといわれます。
大きな決済だとあまり差は出ませんが、回数の多い少額決済であれば、回数が増えるほどコストの差が明確になります。
イーサリアムの強みは、仮想通貨で資金調達をするICOと相性が良いこともその1つです。

プラットフォームからしてICOに向いていますから、資金調達をしたい人達の間で注目度が高まったり、ICOで活用されているのも納得です。
ハードフォークという大きな変化で話題を集めた仮想通貨ですが、これまでに4回の大型アップデートで進化しています。
2015年に行われた最初のフロンティアでは、システムの安定性が大幅に改善されました。

どちらかといえば開発者向けのアップデートなので、一般的にはそれほど話題にはなっていないです。
2016年のホームステッドは、プラットフォームの信頼性が高まる、セキュリティの強化が行われました。
これは開発者だけでなく利用者にも関わるので、ハードフォークほどではないものの話題になりました。
3回目のメトロポリスは、2段構えでアップデートが行われたことから、過去最大のアップデートなのは間違いないでしょう。
兎に角小さな更新が数多く、細かな改良が加えられてより信頼性が高まりました。

最後のアップデートのセレニティは、現在予定されている更新の最後を締めくくるものです。
このセレニティはまだですが、実施によって通貨価値が大幅に上がるのではと期待されます。
一般に仮想通貨は将来的に未知数だったり、誕生から歴史が浅いことから信頼が弱い部分があります。
しかし、イーサリアムは企業連合を作り、そこに世界的な企業が500以上も加盟しているので、他の仮想通貨とは一味違います。
今以上に信頼されたり、多くの人にとって身近で便利な存在になる、そういう活用に結びつく発展に期待できるでしょう。

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