株取引について② 現物取引,信用取引とは?

株の取引には証券会社を通して売買を行う

株の取引には証券会社を通して売買を行います。昔は証券会社の窓口や電話によって注文を出していたので、その都度、証券会社の口座から引きとおしや振り込みをしていました。ところがそれだけだと、証券会社の口座にあるだけの金額でしか買い付けができません。もし、ここぞというシーンが訪れても、今ある金額の範囲でしか取引ができずに、チャンスを生かすことができません。実際に持っている現金の範囲でしか取引ができない、つまり株を買えないのが現物取引です。メリットは証券会社の口座に預けている金額の範囲でしか、株を買い付けできません。したがって使い過ぎを防止できることです。

例えば500万円を口座に用意したとします。この範囲内でしか株を買うことができませんので、買いすぎによって値段が落ちたときのリスクを管理しやすくなります。株価は何がある変わりませんので、儲かっているからと調子に乗って買いすぎると、急に暴落したときのマイナスが大きくなりすぎてリカバリーできない場合も出てきます。それを避けるためにも自分で決めた金額範囲内で株取引を行う場合には、資金のライン引きができますし使いすぎや株価が下落したときのリスク軽減にもなります。その点で資金を管理しやすいのもメリットですし、初心者にはわかりやすですし、安心感もあります。注意点としては現物取引では、口座にある金額をまるまる購入に充てることはできません。と言うのも取引には証券会社に払う手数料がかかります。

その分を含めてが口座にある金額なので、買い付けには制限があります。ただ、証券会社の処理は基本的にその場で行われるので、自分の状態が瞬時に把握できます。今回の取引でいくらの利益が上がったのかや、手数料の差し引き、その他の口座の出入りもすぐに反映されます。そのため、現物取引をしていると、常に最新の自分の状況がわかるので、次の取引にどのくらい使うかなどの見極めもその場でできます。

何度も取引を繰り返す場合でも、すぐに状況が更新されるので行動がとりやすい一面もあります。実際に現物取引で取引できない銘柄はないので、金額の上限があること以外は不便はありません。ただ、デメリットとしては、金額の制限があることで勝負に出られない時もでてくることと、リスクも低いならリターンも低くなることです。まずは口座にある現金分しか取引できないので、場合によっては金額が足らずに取引できないことも出てきます。さらに預けている金額が少ないと、株主優待目当ての場合に規定の株数を買い付けできずにチャンスの逃すことも考えられます。

もう1つがリターンの少ないことです。自信があって売買したいのに、ある分の現金分しか対応できなければ、利益もその金額で取引できた株数だけです。大きく利益を出したいときには、取引できる株数が重要ですから、そこにもセーブがかかってしまうことになります。ただ、株取引初心者には、まずはこの方法から始めた方がいいですし、証券会社も審査を通してくれるのは現物取引からでしょう。

今はさまざまな観点から証券会社の口座を開くにも審査を受けます。審査と言っても正しい使い方をするかや、実在の人物で本人の意思で開設するのかなどなので、変に気負うことはありません。ただ、株取引は元本割れもある商品ですから、支払い能力はチェックされます。株取引を始めることは年齢などの条件を満たせば誰でも行えます。ただ、資金は十分に確保されて、元本割れしても生活に支障がないかは証券会社にとっては最低限は確認したいところです。そのため、いきなり株取引の初心者で、経験もなく慣れてもいない人をリスクの高い方法からデビューさせることは避けています。そのため、今用意できている現金分だけの取引なら、審査でもパスできて証券口座が開設できます。

もう1つの取引方法に信用取引というものがあります。これは今持っている現金の約3倍までの金額が取引に使えます。つまり、持っていない架空の金額分まで取引に充てられるのです。これを初心者にいきなり適応してしまうと、実際にない金額分まで取引したが、結局は儲からずに損してしまいます。しかも、損も3倍ですから現金がないのにマイナス分を払わなくてはならないので非常にリスクがあります。もう1つが取引の順番が決まっていることです。買いからしか取引に参加できませんので、値が低いうちに買っておき、値が上がってから売るしかありません。これだとその銘柄ではなく、市場全体が動きが鈍い時や下がり気味の時には利益を得るチャンスがなかなか訪れません。とは言っても、安定感のある着実でわかりやすい方法は現物取引です。株取引初心者はまだまだ様子だったり、経験値が少ないうちは確実に取引を行える方が安心できます。もちろん、口座に入れておく金額は自分で調節できますから、もう少し利益を狙いたいなら口座残高を増やせばいいだけです。

株取引 信用取引とは?

近年では投資の一つとして、株取引をしてみようと考える人も多いものです。しかし一言で株取引といっても、さまざまな種類があり、特に初心者にとってはその違いが分かりにくいものです。株取引の一つに信用取引と呼ばれるものがありますが、これはどのような取引なのかというと証券会社からお金や株券などを借りて株式を売買する取引のことを指しています。証券会社に自分のことを信用してもらいお金や株券を借り入れて取引きを行うことになるので、この名前が付いています。しかし株を始めたばかりの初心者ともなると、証券会社からお金や株式を借りる仕組みが分かりにくく、なかなか踏み込めないという人も多いかもしれません。どのような意味を持っているのかを理解するよりも、通常の取引、つまり現物取引とどのような点が違うかを比較しながら、理解していくことが求められます。

現物取引きとの違いとしてまず第一に挙げられることは、売りから取引きを始めることができる点です。現物取引の場合には、株価が低い時に株を購入し、株価が値上がりした時に売却することによって利益が生じることになります。その一方で信用取引は売りから取引きを始めることになり、株価が低い時に利益を出すことができます。信用取引の利益の出し方は、売った価格から買い戻した価格を引いた数で求められます。売りから始めることを空売りと呼んでいますが、具体的な流れとしてはまず第一に証券会社から株をかります。そしてその株を売って株を買い戻し、最後に証券会社に株を返すのです。例えば証券会社から100株の株を借りたとしましょう。この100株を100万円で売り、その100株を50万円で購入した場合には50万円の利益が発生することになります。そして証券会社に株を返すのです。その際に別途売買手数料や、株を借りるための費用がかかることを忘れてはなりません。インターネット証券を利用した場合には、手続きが簡単になり注文をクリックするだけで簡単に空売りが可能となります。実際に取引きをするとなると、値下がりすると思う銘柄に空売りをして利益を狙うことができるということです。

信用取引は入金している金額以上の取引きができる

そして二つ目の違いに、入金している金額以上の取引きができることが挙げられます。現物取引きをする場合には、自己資金以上の取引をすることはできません。しかし信用取引の場合には、自己資金を担保にすることによって自己資金以上の銘柄を取引きすることができるのです。取引きができる条件は証券会社により異なるものの、一つの証券会社をたとえに見てみると、資金の約3.3倍までの取引きをすることが可能です。約3.3倍の資金で取引きを行えるということは、現物取引と比べた場合にも、同じ値動きにより約3.3倍の利益が出るとともに、同じぐらいの割合で損失が出ることも忘れてはなりません。注意して取引きを行わなければ、かなりの損失を出してしまうことになるため、十分に注意しましょう。実際に取引きができるのは委託保証金の3倍までとなっていますが、慣れるまでは1.2から1.5倍程度に抑えた方がよいといえます。

信用取引には売買の期限がある

そして三つ目の違いは売買の期限があることです。信用取引きは二つの種類があり、制度と呼ばれるものと一般の二つの種類です。このうちの制度と呼ばれるものは、取引きを初めて6カ月以内には反対売買をしなければなりません。現物取引を行う場合には、買った銘柄が上場廃止などにならない限り保有し続けることが可能ですが、制度の場合にはどんなに利益がある状態で保有し続けたいと考えたとしても、またどんなに損失が出てしまったとしても、6カ月後には強制的に決済がなされることになります。また証券会社からお金や株券を借りている状態であるため、日々金利や手数料が発生することにもなります。長期保有を考える場合にはこれらの点についてもしっかりと考えておかなければなりません。

信用取引では保有中の期間には金利などの手数料がかかる

四つ目の違いは売買手数料のほかにも諸経費がかかることです。現物取引きの場合には株を購入すれば長期間保有したとしても手数料などの費用が発生することはありません。しかし信用取引きの場合にはお金や株券を借りて取引きをするため、保有中の期間には金利などの手数料がかかることになります。例えば年間で1パーセントの利益を出しても、金利が3パーセント以上かかってしまえば、実質的にはマイナス2パーセントの利回りになることを考えておかなければなりません。
このような特徴があることから、株主優待をリスクを少なく手に入れたい人や、きちんとリスク管理ができる人、短期間で利益を狙いたいと考えている人にはおすすめと言えるでしょう。特に短期間で勝てる可能性が高いと考えるタイミングで自己資金以上の金額で、大きく利益を狙うのが一つの醍醐味と言えます。損切りのルールをしっかり考え、短期間で利益を狙う場合には利用することがお薦めの方法です。

信用取引とは

・資金の約3.3倍までの取引きをすることが可能

・手数料を取られる

・決済期限が設けられている

 

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