仮想通貨モナコインとは

仮想通貨のモナコイン(MONA)は、日本で最大規模の匿名掲示板サイト「2ちゃんねる(現在は5ちゃんねるに名称変更)」での利用を目的として誕生しました。その名前は2ちゃんねるで始まったAA(アスキーアート)の「モナー」が由来です。なぜ掲示板に仮想通貨が必要なのかというと、コミュニティ内で気に入った書き込みをした相手や画像を投稿した相手にチップとしてモナコインを渡す「投げ銭」を行うためです。仮想通貨の特徴である、少額取引を低コスト・リアルタイムで実行することが「投げ銭」と高い親和性を生み出しています。現在でも、コミュニティでの使用が主ですが、それ以外にも実店舗での買い物などに使えるようになっています。上限は1億512万枚と決まっており、ビットコインに比べて5倍もの発行枚数があります。2019年11月の時点で発行枚数はおよそ7200万枚ですから、上限に達するまでにはかなり余裕があります。

そんなモナコインの歴史は、2013年12月から始まります。2ちゃんねるのソフトウェア版において、わたなべという人物がライトコインの技術をもとにしてつくりました。そして2014年1月1日になって、全体的に公開されて多くの人が使える仮想通貨になりました。公開された直後は、価格が急騰しましたがしばらくすると落ち着き通常の取引が行われるようになりました。

仮想通貨を利用するとき、懸念されるのが安全性です。貨幣・紙幣の実物がなくデータしかありません。もし悪意ある人間が改ざんすると、利用者に大変な損害を与えます。モナコインでは改善に強いとされるブロックチェーンというシステムでデータの記録をしています。ブロックチェーンというのは、取引の記録をブロックという人まとまりにして保管し、取引が行われるにつれてブロックを鎖のように繋げていくことです。ブロックチェーンに記録された取引の一つを改ざんしようとすると、繋がっているその後の記録との整合性が合わなくなりすぐに発覚します。ブロックチェーンでは、取引の記録に整合性が取れているのかを利用者たちがチェックしていき、正しいと認められたら記録として残ります。常に監視されているような状態ですから、改ざんが行われたとき、その後の記録の整合性をとるために全体にも手を加える時間はありません。

そういうことで、ブロックチェーンは安全であるというのが従来の認識でした。ところが2018年8月から9月にかけて強固な守りがあるはずのブロックチェーンが破られて、モナコインがおよそ1500万円ほど盗まれる事件が起きました。システムにあった脆弱性を狙い、そのような事件を起こしたのは18歳の若いハッカーでした。ブロックチェーンの安全神話が崩れたことは、同じ仕組みを使った仮想通貨全体の信用を揺るがすほどの大事件です。そのためハッキングの直後は信用と同じように価格が大幅に下がってしまいましたが、2019年に入ってからは少しずつ戻ってきています。価格の下落については世界中で使われている仮想通貨ではなく、コミュニティ内で使われる仮想通貨で需要が低いために、なかなか上がりにくいことがネックになっています。もし、他の有名な仮想通貨であれば、高い需要で価格の回復がもっと早かったでしょう。

そうした中で仮想通貨取引所のコインチェックで、2019年6月から取り扱いが開始されました。そのことは厳しい状況の中で、知名度の高まりと活発な取引が期待できるということで今後の可能性を広がる良いニュースといえます。

そんなモナコインを購入するためには、どうすればいいのかというとひとつはコインチェックを使う方法があります。コインチェックのアカウントを作成するために本人確認を行い、そして取引口座に入金をして注文をします。入金は日本円でおこなうことができますが、一度注文したら取引は取り消すことができません。

それから仮想通貨ではおなじみのマイニングをすることでも手に入ります。マイニングは取引の整合性を計算して確認する作業をすることで貰える報酬です。とはいえ、マイニングは競争で先に計算できた人に報酬が与えられます。そのために計算能力の高いパソコンや専用の計算機が必要になり、その設備を用意するだけでもかなりの出費です。さらに処理能力の高い機器は電気代もかかりますから、それも含めるとマイニングで儲けることなどできず赤字になります。知名度の引く仮想通貨だからといって競争を勝ち抜くのは用意ではありませんから、普通の人はこの方法は避けたほうがいいでしょう。

あとは本来の使い方である投げ銭でもらいます。人の興味を引くイラストや文章を投稿して、投げ銭を貰えればそれを自分の好きなように支えます。これからプロのイラストレーターや作家になりたいという人であれば、そのために資金稼ぎと作品についての評価を知るために挑戦してみるのも一つの手です。

これらの入手方法を見ていくと、最も簡単に手に入る方法はコインチェックで買うことです。価格が下がったタイミングで買い集め、高くなったら売れば資産運用としても最適です。

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